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title: 4回目のポートフォリオを作りながら、ずっと自分じゃない誰かのことを書いていた話
description: 就活のためにサイトを作り直したはずが、完成したのは自分が見ていられないサイトだった。4度目にしてやっと「これでいいか」と思えた話。
pubDate: 2026-04-03T00:00:00.000Z
tags: [portfolio, "vibe-coding", career]
canonical_url: "https://toyoshima.work/blog/why-i-built-this-site"
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# 4回目のポートフォリオを作りながら、ずっと自分じゃない誰かのことを書いていた話

Aboutページの文章を読んで、「あ、これ自分じゃないな」と思ったのが最初の違和感でした。

AIに書かせた文章なんですけど、読んでいると「私はこれだけできます」「御社のプロジェクトに貢献できます」みたいなトーンが全体に漂っていて。いや別にそこまで露骨じゃないんですけど、なんか全体的に就職活動用の自分が書いてある感じがして、気持ち悪かったんですよね。自分じゃない誰かのことを紹介しているような。

それが嫌すぎて結局ぜんぶ書き直したんですけど、それがこのサイトで一番時間がかかった作業だったかもしれないです。

## 4回目です

このポートフォリオ、実は4回目の作り直しです。

1個目は練習みたいなものなのでノーカン。2個目が、自分の中の「かっこいいポートフォリオ」観を全開にして作ったサイトでした。自己中全開というか、自分のナルシズムみたいなものを形にした感じ。デザインはまあそれなりに気合が入っていたんですけど、サイトとして運用することを完全に忘れていました。

Googleアナリティクスで何か確認するとしたらどうするんだっけ、コンテンツを追加したくなったらどうすればいいんだっけ——そういう「作った後どうするか」が何も考えられていなかった。作ることだけに集中して、運営のことを丸ごと忘れていた感じです。

3個目は逆に「ちゃんとしたものを作ろう」と思って作りました。今度こそ普通に、見られるものを、という感じで。結果としてちゃんと見られるものにはなったんですが、今度は逆に「誰でも作れそう」みたいな感じになってしまって。このサイトを見ても「こいつ何者なんだ」という感じが全然なくて、文章を読まないと何も伝わらない仕様になっていました。

デザイナーとして作ったポートフォリオなのに、デザイン性がない。我ながらひどい。

それに当時は「デザイナーとして就職しよう」という気持ちで作っていたんですが、この1年半ぐらいで自分のやることが変わってきました。個人開発をやったり、チームのプロジェクトで開発寄りの仕事が増えたりする中で、デザイナーというより開発者として動くことが多くなってきた。そうなると見せたいものも書き方も全然変わってくるし、技術スタック的にも前のサイトはCSRのSPAで作っていたのでSEOが全然効かない状態でした。開発者として見せるサイトなのに、技術選定がまずい。

諸々が積み重なって、全部作り直すことにしました。

## 今回はVibe Codingで作った

ほぼほぼClaudeに書いてもらいながら作りました。最初にデザインを起こすことなく、コードから始めるスタイルで。

うまくいったところとうまくいかなかったところがあって、特にトップページはかなり格闘しました。それはまた別の記事に書くとして。

ブログについては今回ちゃんと設計に組み込みました。MDファイルを追加するだけで記事が増える仕組みにして、「書きやすさ」を最初から考えて作っています。前のサイトでブログが続かなかった理由のひとつが「書く仕組みがなかった」ことだったので。

## 自分が見ていられるかどうか

話を戻すと、AIが書く文章の話です。

就活っぽい文章が嫌というのもそうなんですが、もっと根本的に「自分を売り込むスタンスで書かれた文章」が鼻についてしまって。就活自体があまり好きじゃないというか、自分をパッケージングして売り出す感じがすごく苦手で。そういう文章を自分のサイトに置いておくと、見るたびに気持ち悪くなる。

だからAIが出してきた文章を片っ端から書き直して、「自分が読んで見ていられるかどうか」を基準に整えていきました。評価されるかどうかより、自分が見ていられるかどうかの方が大事だなと思って。このくらいの塩梅じゃないと続かないし、まず自分が嫌いなサイトは誰にも見せたくない。

まあ、そんな感じで作ったサイトです。